麹町店

思考と行動の一致、不一致

認知的不協和という言葉をご存知でしょうか?
自分の思考や行動に矛盾があるときに生じる不快感やストレスのことを言います。人は認知的不協和の状態に陥ったとき、この不快感やストレスを軽減させるために認知や行動を変化させます。

認知的不協和理論を説明するときに、よく用いられるのが「タバコ」の例!
喫煙者は、「タバコは体に悪い」と認知していながら、それでも「タバコを吸う」という行動をしている人が多くいます。これは矛盾した状態、つまり認知的不協和に陥った状態!

このとき、たとえば「タバコを吸うことでストレス解消になる」というように
認知を変化させれば、認知的不協和から生じる不快感やストレスを解消・軽減することができます。

私たちは、常に自分の思考と行動が一致しているとは限らず、
自分のなかに矛盾があるのは気持ち良い状態ではないため、これを解消するために「つじつま合わせ」や「言い訳」「自己正当化」をしようとします。
この、誰にでもある心理的傾向を説明しているのが認知的不協和理論です。

うーん、深い。。面白い。。。!

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